「ジャパニーズモダン・江戸から現代へ–2022」〈シリーズ5〉 片山雅史新作展―いのちのかたち
片 山 雅 史 新 作 展 ― いのちのかたち 2022年11月29日(火) ― 12月18日(日)12:00-18:00 *月曜休廊
画家を志したころ描き始めた風シリーズから、一貫してあるのは目に見えない絶対的な何かに繋がる感覚です。今展は風シリーズ以降今まで描いてきた作品、皮膜、HANA、螺旋、メメントモリ、これらを繋ぐキーワードとして「いのちのかたち」と題しました。今から26年前それまでモノクロに近い風の絵を描いてきましたが、黄色の絵が描きたいとの思いから皮膜シリーズがここギャラリー白川で始まりました。黄は生命に降り注ぐ光であり、花粉のいろでもあります。また描かれた形は自然界のすべての生命の営みをたたえるかのような向日葵の花芯部の螺旋模様です。またHANAシリーズで描かれている繊細かつ優美なフォルムはいのちの輝きであると同時に儚さをも宿しています。そして生と死をみつめる無数の蝶が舞うメメントモリ、これらの自らを繋ぐ作品群です。 片山雅史
会場では、作家の歩みをまとめた動画を制作して上映いたします。
主催:ギャラリー白川
写真:群蝶図 / 光の庭にメメント・モリ 105×300cm アクリル、顔料、キャンパス
写真:(一部)群蝶図 / 光の庭にメメント・モリ
写真:群蝶図 2022 78×50cm アクリル、顔料、キャンパス