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片山 雅史 Katayama Masahito
片山 雅史 Katayama Masahito
アクリル画による大作「風」シリーズ、「皮膜」シリーズと大きなテーマに挑んできた片山雅史が2010年から新しいテーマに挑んでいます。テーマは「螺旋」。「螺旋は古くから宗教や芸術に用いられ、無限や生命の象徴として人の歴史と深くかかわってきました。身近なところでは植物や巻貝など、マクロ的視野では果てしなく広がる宇宙、そしてミクロの世界ではDNAが螺旋を描いています。連鎖し増殖する無数の螺旋を描く線が、見ることを超えた知覚体験を呼びおこし、すべての生命に繋がることを願っています。」と作家は語ります。新たな新知り図では、従来の「キャンバスにアクリル」を「和紙に墨」に変え、繊細な表現を試みています。[…]