斉藤祝子 Saito Noriko

作家 / Artist
斉藤 祝子
Saito Noriko
作品 / Genre
平面
作家紹介 / Artist Information
カナダ・トロント在住の作家斉藤祝子は、日本とドイツで文化史、地理、人類学を学び、ベルリン芸術大学では修士課程を修了。また、日本人では数少ないドイツの国家資格であるアートセラピストの資格を取得して、ベルリンを拠点に、美術館、大学、ギャラリー、医療機関等で数多くのプロジェクトやワークショップなどを手掛けてきました。その後、20数年住みなれたベルリンを離れ、2000年から制作の拠点をカナダ・トロントへと移します。
斉藤の描くテーマは、円や螺線、水や光や生命です。また、トロントに移ってからは、植物の種と大気や土のイメージをテーマにした herbarium シリーズを発表します。
また今年は、飛騨市美術館で「斉藤祝子展 精霊の庭で─武満徹へのオマージュ」(9月11日~10月11日)が開催され、斉藤祝子の作品を多くの方にご覧いただく機会を得ることができました。11月には6回目となるギャラリー白川での斉藤祝子展では、この飛騨市美術館で展示された作品の一部ですが皆様にご覧いただく予定です。
ギャラリー白川 / 展覧会の記録
個展 2000年、2002年、2004年、2006年、2008年、2010年、2011年、2012年
現代アートうちわ展 2006年(第1回)より参加
その他
ワークショップ 1999(光の感覚体験) レクチャー2000(ゲーテの色彩論)
2010飛騨市美術館にて個展
作品 / 絵画 Painting

- KI-1(2014)
- アクリル、カンヴァス
- 71x51cm
- 在庫あり

- KI-4(2014)
- アクリル、カンヴァス
- 71x51cm
- 在庫あり

- グリーン(2014)
- アクリル、カンヴァス
- 40x40cm
- 在庫あり

- ソン・カリグラフィ I(2014)
- 墨、山中和紙、木製パネル
- 31x31cm
- 在庫あり

- セブン・デイズ(2012)
- アクリル、カンヴァス
- 7点セット
- 各15x15cm
- 在庫あり

- Seed – 1(2012)
- アクリル、水彩紙
- 18x9cm(イメージサイズ)
- *額付(サイズ:35x24cm)
- 在庫あり

- Seed – 2(2012)
- アクリル、水彩紙
- 18x9cm(イメージサイズ)
- *額付(サイズ:35x24cm)
- 在庫あり

- ボタニカ-3(2012)
- アクリル、水彩紙
- 18x9cm(イメージサイズ)
- *額付(サイズ:35x24cm)
- 在庫あり

- ボタニカ-4(2012)
- アクリル、水彩紙
- 18x9cm(イメージサイズ)
- *額付(サイズ:35x24cm)
- 在庫あり

- 薄明(2010)
- アクリル、水彩紙
- 22x15cm(イメージサイズ)
- *額付(サイズ:41×31.5cm)
- 在庫あり

- 光の種4(2008)
- アクリル、水彩紙
- 22x15cm(イメージサイズ)
- *額付(サイズ:41×31.5cm)
- 在庫あり

- 閉じた眼 II(2007)
- ピグメント、アクリル、カンヴァス
- 76x76cm
- 在庫あり

- 記憶の器(2006)
- ピグメント、アクリル、カンヴァス
- 76x76cm
- 在庫あり

- うちわ #1(2020)
- 紙、アクリル
- 373x240mm(total:113mm)
- 在庫あり

- うちわ #2(2020)
- アクリル、ネガフィルム
- 373x113mm(total:113mm)
- 在庫あり
作品についてのお問い合わせ
・掲載した作品はギャラリー白川にてご覧いただけます。 ・お越しの際は、アポイントメントをお願い致します。 ・作品、価格については、お気軽にお問い合わせください。作品についてのお問い合わせ
斉藤祝子と武満徹
1997年、カナダ・トロントで「潮流」と題した水と人と生命の循環や流れをテーマに個展を開いていた斎藤祝子は、ちょうど30年前に武満徹がトロントで代表作「ジヴェンバー・ステップス」のリハーサルや録音をしていたこと、その後何度もトロントを訪問し、多くの音楽家と交流があったことを知ります。水をテーマに描いていた斎藤は、自身と武満の抱く水のイメージの一致や、水にかかわる一連の曲に感銘を受け、それをテーマにした作品を描くことを決心し、拠点をベルリンからトロントに移し制作に取り掛かります。こうして制作された作品は、2006年にトロントの国際交流基金日本センターで「Waterscapu-水の風景」と題した展覧会として実を結ぶことになります。
そして、武満徹生誕80年の今年、武満の愛した町飛騨古川の飛騨市美術館で「斉藤祝子展 精霊の庭で─武満徹へのオマージュ」が開催されることになったのです。