藤田修 銅版画展ーミュージアム・コレクションを中心に
藤田修 版画展ーミュージアム・コレクションを中心に
2024年5月29日（水）ー6月16（日） 12:00~18:00／月・火休廊 *YouTube配信
主催：ギャラリー白川
写真：
Piano (1992) 378×648mm(シートサイズ) フォトエッチング、エッチング、アクアチント
「154」、この数字は銅版画家・藤田修の30数年の歩みの中で美術館にコレクションされた作品の数です。
今展ではこれらのミュージアム・コレクションを中心に、藤田修の銅版画作品を振り返ります。エッチングを中心とした銅版画技法で制作していた藤田は2004年、新しい技法のフォトポリマーグラヴュールでの作品を発表。以降、この技法が制作の中心となっていきます。今展では、一貫してモノクロームの世界を表現してきた初期のエッチング作品と、現在のフォトポリマーグラヴュールによる柔らかな深みのある「黒」との両方をご覧いただければと思います。
藤田 修
横須賀生まれ。多摩美術大学絵画科油画専攻卒業。
1985年第2回カポ・フリオ版画ビエンナーレ/名誉賞。1990年18回日本国際美術展/ブリヂストン美術館賞。1992年第21回現代美術展/国立美術館賞。1993年第21回現代美術展/和歌山県立美術館賞。美術館にコレクションされた作品の数は154点にのぼる。
新しい版画の技法「フォットポリマーグラヴュール」を用いた近年の柔らかで深みのある「黒」の世界は魅力的である。
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主催：ギャラリー白川