アントニー・ゴームリー Antony Gomuly

作家 / Artist
アントニー・ゴームリー
Antony Gomuly
1950-
イギリス
取扱作品 / Genre
立体、版画
作家紹介 / Artist Information
アントニー・ゴームリー Antony Gormley (1950-イギリス)
イギリスを代表する刻家の一人。1994年ターナー賞。2006年シドニー・ビエンナーレで「アジアン・フィールド』がフィーチャーされる。2007年にはサウス・バンク賞配刻部門で受賞。2013年第25回世界文化賞受賞等、受賞歴多数。
ギャラリー白川 / 展覧会の記録
1991年5月7日〜5月25日 Antony Gomuly 和歌山県立近代美術館収蔵
ギャラリー白川でのアントニー・ゴームリー展
1991年5月7日〜5月25日 アントニー・ゴームリー展 より

作品
ノート / Note
イギリスを代表する影刻家、アントニー・ゴームリーは、ギャラリー白川が1991年5月7日~5月25日の展覧会で紹介した作家である。12点の木版画のシリーズで、ゴームリーの特徴ある人体のシルエットが、黒の板目木版で別られた美しい作品だった。
2001年か2002年頃のことだった。ゴームリーが、突然画廊にやってきた。ギャラリー白川は、少し前に、御池通から祇園の現在の場所へ移転していたので、よく探し当てたと驚いた。私は、彼を近くの高台寺と霊山観音へ案内した。霊山観音を見て、「僕の作品も、これ位の大きさの作品があるよ」と手振り身振りをしながら、彼は話してくれた。ロンドン子なら誰でも知っている高速道路の入り口に設置された「ノース・エンジェル」のことだと、すぐに思った。画廊への帰り道、石畳が続く石塀小路を歩いた。彼が、突然「ファンタスティック!」と叫んだ。
この日の夜、彼とお寿司を食べに行った。お寿司を食べながら、ゴームリーが日本の作家について話し始めた。彼の口からは、中々、手厳しい言葉が続いた。
もう、15年以上も前のことなのに、今でも、石塀小路を通るとゴームリーと歩いた日のことを思い出す。
なお、1991年にギャラリー白川が紹介した彼の作品は、全作品(12点セット)が和歌山県立近代美術館に収蔵されている。
(ギャラリー白川出版本「35年をこえて」より抜粋)
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